耳鳴りを引き起こす代表的な耳疾患として、決して見過ごせないのが「突発性難聴」と「メニエール病」の2大疾患だ。
突発性難聴はある日突然、なんの前触れもなく片方の耳の聞こえが著しく低下する病態である。「キーン」という鋭い音と共に耳が塞がれたような感覚におそわれる。発症から48時間以内の初期治療が予後を大きく左右するため、時間との勝負と言っても過言ではない。
一方、メニエール病は内耳のリンパ液が過剰に溜まる「内耳水腫」が原因だ。「ジー」「ブーン」という低い異音と共に、立っていられないほどの激しい回転性めまいを繰り返す。医学・健康解説メディアでも頻繁に警告されているように、初期段階での適切な薬物療法と生活習慣の改善が不可欠とされる。