なぜ18歳での開催がこれほどまでに避けられるのか。その最大の理由は、あまりにも過酷なタイミングにあります。1月の第2月曜日は、大学入学共通テストの直前であり、就職を控えた高校3年生にとっては人生を左右する極めて重要な時期です。
ある都内の高校生は「この時期に振袖を着てお祝いする余裕なんて1ミリもない」と吐露します。保護者にとっても、受験費用や進学準備金が重なる時期に、式典の費用まで捻出するのは経済的な大打撃です。結果として、参加率の低下を懸念した自治体が、18歳での開催を断念せざるを得なかったのです。