2026年12月1日、東京宝塚劇場公演『記憶にございません!/Tiara Azul -Destino-』の千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団した舞空瞳。トップ娘役がトップスターよりも先に単独で退団するケースは珍しく、発表当時はファンの間に大きな衝撃が走りました。
会見や退団特集で語られた舞空瞳の退団理由は、極めて前向きで自立した決断でした。「礼真琴さんのもとで約5年間、トップ娘役として全霊を捧げて舞台を務め、すべてをやりきった」という達成感と、一人の表現者として次のステップへ進むタイミングが合致したためです。
礼真琴と築き上げたコンビは、ファンから「ことなこ」の愛称で絶大な支持を獲得。卓越した実力派同士として『ロミオとジュリエット』『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』『ME AND MY GIRL』など数々の名作を世に送り出しました。添い遂げ退団という形にこだわらず、互いの舞台人としての道を尊重し合った選択は、まさに成熟したトップコンビならではの強い絆を物語っています。