鼻の中のできもの治し方|ズキズキ痛む原因と市販薬・正しい対処法

鼻の中のできもの治し方|ズキズキ痛む原因と市販薬・正しい対処法

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鼻の内側に生じる腫れや痛みの多くは、鼻の穴の入り口から約1〜2cmの内壁である「鼻前庭」と呼ばれる領域で発生します。この部位には鼻毛が生えており、外気からの異物をブロックするフィルターの役割を果たしていますが、同時に皮脂腺や毛穴が存在するため、皮膚トラブルが起きやすい構造になっています。

臨床的に最も頻度が高いのは、毛根を包む組織に細菌が感染して起きる「毛嚢炎(もうのうえん)」と、鼻前庭の皮膚全体に炎症が広がる「鼻前庭炎(びぜんていえん)」です。指で鼻をほじる癖、過度な鼻毛の脱毛や抜去、花粉症や風邪に伴う頻繁な鼻かみによって微小な傷が生じ、そこに常在菌である黄色ブドウ球菌が侵入・増殖することで、局所的な発赤とズキズキとした拍動性の痛みを引き起こします。

さらに炎症が毛包の深部や周囲の皮下組織まで進行すると、医学的に「せつ(癤)」、あるいは顔面中央部にできる重度のおできを指す「面疔(めんちょう)」へと悪化します。面疔化すると、小鼻の周囲が赤く腫れ上がり、触れなくても激痛が生じるだけでなく、発熱や頭痛を伴うケースも珍しくありません。

山崎 陸
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山崎 陸

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