表舞台で見せる軽妙なやり取りの裏には、互いの人生の大きな決断を陰で支え合ってきた極秘のエピソードが隠されている。前田敦子が長年所属した太田プロダクションから独立し、フリーランスとして新たな歩みを始めた時期、最も親身になって相談に乗っていた一人が柄本時生だった。
「敦子ちゃんが大きな決断に迷っていたとき、時生くんは一切の偏見なく、ただ一人の友人として耳を傾けていた」と現場の制作関係者は証言する。夜更けまで電話で語り合い、時には互いの演技論について本気でぶつかり合うこともあった。プライベートの悩みや仕事の壁にぶつかるたび、二人は変に気遣うことなく直言し合える関係を維持してきたのだ。