ここで改めて、弟・柄本時生さんの経歴プロフィールと近年の歩みを整理しておきましょう。
時生さんは1989年10月17日生まれ、東京都出身。実はもともと俳優志望ではなく、兄・佑さんのオーディション現場に付き添いとして訪れた際、映画関係者の目に留まってスカウトされたことがデビューのきっかけでした。2005年のオムニバス映画『Jam Films S』内の短編『すべり台』で主役に抜擢され、俳優としてのキャリアを本格的にスタートさせます。
その後、NHK連続テレビ小説『おひさま』や大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズなど数々の名作に出演。情けない若者役から不気味な悪役、どこか憎めない愛されキャラまで幅広くこなし、若手バイプレイヤーの筆頭格へと登り詰めました。
現在の活動においては、映像作品への出演にとどまらず、舞台プロデュースや演出への挑戦、さらにはトーク番組で見せる飾らない人柄など、多面的な魅力でファン層を広げ続けています。シャープで色気のある佇まいが光る兄・佑さんに対し、時生さんは人間臭さとペーソスを醸し出す演技が得意であり、見事な棲み分けがなされています。