ネット上の口コミで頻出する不満や誤解について、流通構造の視点から真相を暴きます。
筆頭に挙げられるのがビックカメラ.com送料に関する誤解です。「ヨドバシのように完全全品無料ではない」という批判がありますが、実態としては合計2,000円(税込)以上で日本全国配送料無料(沖縄・離島・特定大型商品等を除く)という極めて低いハードルが設定されています。2,000円未満の消耗品やケーブル類を単品購入する場合にのみ550円(税込)前後の送料が発生するため、そうした低額注文時は店舗受け取りを選択するか、日用品との合わせ買いで2,000円を超えるよう調節するのが賢明な利用法です。
次に、ビックカメラネット通販届く日数の真相についてです。「届くのが遅い」という噂の多くは、メーカー直送品やお取り寄せ商品(在庫「手配中」)を通常在庫品と混同して購入した場合に集中しています。東日本・西日本のハブ倉庫に実在庫がある商品であれば、大都市圏なら午前中の注文で即日出荷、翌日午前中配達が標準化されています。カート投入前の納期表示(「在庫あり」「24時間以内出荷」表記か否か)を識別するだけで、配送トラブルの大半は未然に防げます。
そして最も注意を払うべきがビックカメラ長期保証内容の適用ルールです。商品金額の5%相当のビックポイント等を充当して3年間・5年間・10年間の保証を付与できる優れた制度ですが、免責事項が存在します。物理的な落下・水没などの外因性事故は対象外となるケースがあり、自然故障に特化している点、また保証限度額が年数経過とともに逓減(減額)するプランもある点は、加入前に約款で確認しておくべき盲点です。