日常会話において「とても」は汎用性の高い便利な言葉ですが、文章語としてはやや幼く、口語的なニュアンスが強く残ります。上司や取引先の役員といった目上の人への敬語表現としてそのまま用いると、知性や配慮に欠けた印象を与えてしまいかねません。
もちろん「とても」自体が失礼な言葉というわけではありません。しかし、洗練されたビジネスメールマナーが求められる場では、程度の強さや感情の質に応じたボキャブラリーを選択するのがプロフェッショナルとしての嗜みです。相手への敬意を正確に伝えるためにも、場面に即したとても敬語言い換えを身につけておく必要があります。