スクリーンの歴史を振り返れば、美しさの定義は常に変貌を遂げてきた。だが、時代を超えて人々の記憶に刻まれる大女優たちには、驚くべき共通点が存在する。それは、中央にすっと通った主張のある鼻筋と、それが生み出す圧倒的な立体感だ。
名作映画『ローマの休日』で世界中を虜にしたオードリー・ヘプバーンも、決してお人形のような整整しさだけに収まる存在ではなかった。彼女のノーブルな気品を際立たせていたのは、高めで主張のある鼻筋と意志の強さを感じさせる眼光のバランスだ。さらに、稀代の歌姫であり女優のバーブラ・ストライサンドは、自身のトレードマークである特徴的な鼻を整形するよう周囲から強く勧められながらも断固として拒否し、その凛とした横顔で唯一無二のポジションを確立した。