ベランダ菜園でネギが枯れてしまう原因の約80%は「根腐れ」と「日照・風通しの不足」に起因します。ネギは乾燥には比較的強い反面、土壌の過湿を極端に嫌う性質を持っています。
ネギが枯れる3大原因とその対策
- 土の過湿による根腐れ:受け皿に水を溜めたままにしたり、水はけの悪い粘土質の土を使ったりすると、根が窒息して黒く変色し、全体が黄色く萎れて枯死します。
- 肥料焼け(施肥過多):早く太く育てようとして未熟な有機肥料や高濃度の化成肥料を根本付近に大量に与えると、浸透圧によって根の水分が奪われ、先端から茶色く枯れ込みます。
- 極端な日照不足と通風不全:小ネギは半日陰でも育ちますが、1日の直射日光が2時間未満の極端に暗い場所では光合成が追いつかず、葉が細くなり自立できなくなります。
失敗しない土作りと追肥の黄金比
用土は市販の「野菜用培養土(pH6.0〜6.5前後に調整されたもの)」をベースに、水はけを向上させるため赤玉土(小粒)とパーライトを2割程度混入させる配合が理想的です。底に必ず鉢底石を2〜3cm敷き詰め、排水ルートを確保してください。
肥料に関しては、植え付け時に緩効性化成肥料を元肥として土に混ぜ込みます。収穫を開始した後は、2週間に1回程度、規定倍率(1,000倍)に薄めた液体肥料を水やり代わりに与えるか、月1回少量の発酵油かす・固形化成肥料を株元から少し離れた場所に置き肥します。これにより、収穫後も勢いを落とさず次世代の葉を再生させることが可能になります。