室内のお風呂やキッチンとは異なり、ベランダの排水溝には屋外特有の多様な物質が流れ込む。詰まりを招く主な要因は以下の5点に集約される。
第一に風で運ばれる土砂・黄砂・砂埃、第二にガーデニングによる植木の土や枯れ葉、第三に洗濯物や布団を干した際に落ちる糸くずや綿ぼこり、第四に人間やペットの髪の毛・抜け毛、そして第五に鳥のフンや飛来ゴミだ。これらが雨水と混ざり合うことで、配管内部で粘土質の重いヘドロへと変貌する。
このヘドロ状の汚れを放置すると、排水溝内部で雑菌が繁殖して強烈なドブ臭や腐敗臭を放ち始める。さらに、湿気とヘドロを好むチョウバエなどのコバエ類や、ゴキブリの発生源・温床となってしまう。悪臭や害虫がベランダから室内に侵入するのを防ぐためにも、汚れの元凶を元から断つメンテナンスが欠かせない。