期待とは裏腹に、プロジェクトは内部で急速に亀裂を深めていきました。事態が公になったのは2026年2月のことです。本田圭佑氏と為末大氏が連名で声明文を出し、溝口勇児氏に対する不信感を表明してグループからの撤退・辞任を発表したことで、騒動は一気に表面化しました。
本田氏・為末氏側が主張した主な離脱理由は以下の通りです。
- ガバナンスとコンプライアンスの欠如:資金の取り扱いやファンド組成の手続きにおいて、不透明な点や説明不足が重なったこと。
- 経営体制の独断:共同代表という建前でありながら、意思決定プロセスが溝口氏に偏重していたこと。
- 信頼関係の破綻:内部告発や従業員へのマネジメント方針を巡り、両者の価値観が修復不可能なレベルに達したこと。
これに対し、溝口勇児氏側も即座に反論声明を公開。「告発内容は事実無根であり、一方的な主張によって名誉を著しく毀損された」として徹底抗戦の姿勢を示しました。双方の言い分が真っ向から対立し、SNS上でも賛否両論が飛び交う異例の事態となりました。