本場・平壌冷麺の真実!盛岡冷麺との違いや東京の名店を徹底解剖にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
日本の飲食店で「冷麺」とひとくくりにされることが多いものの、発祥やルーツを辿るとその製法・配合・味付けには劇的な違いが存在します。代表的な平壌冷麺、盛岡冷麺、そして韓国のもう一つの雄である咸興(ハムン)冷麺を比較すると、麺の主原料やスープの思想そのものが異なることがわかります。
平壌冷麺は、冬が厳しい朝鮮半島北部で収穫されたそば粉を活かして作られた水冷麺(ムルレンミョン)が基本です。一方で、岩手県盛岡市で独自進化した盛岡冷麺は、日本人の好みに合わせて小麦粉ベースの強いコシと牛骨スープ、カクテキの辛味を組み合わせた別ジャンルの料理といえます。また、咸興冷麺はジャガイモやサツマイモのデンプンを用いた極細麺に、唐辛子ベースの激辛タレを絡めるビビン冷麺(混ぜ冷麺)が主流です。
項目平壌冷麺(本場・北朝鮮発祥)盛岡冷麺(日本・岩手発祥)咸興冷麺(韓国・東海岸発祥)麺の主原料と割合そば粉(50〜80%)+つなぎデンプン小麦粉+馬鈴薯デンプン(そば粉不使用)サツマイモまたはジャガイモデンプン食感・噛みごたえ素朴で歯切れが良く、蕎麦の風味が香る弾力が極めて強く、つるつるとした喉越し非常に細く、しっかりとした弾力とコシスープ・だしの特徴牛肉・キジ・豚肉等の肉だし+トンチミ汁牛骨・牛肉ベースの濃厚だし+キムチ汁スープは少量(基本はコチュジャン和え)味の傾向極めて淡麗、上品な酸味と肉の旨味濃厚なコク、甘み、しっかりした辛味甘辛く刺激的、濃厚なタレのパンチ編集部の見解「だしの余韻と麺の風味」を味わう通好み「強いコシと分かりやすい旨味」の万人受け「刺激的な辛さと極細麺の絡み」を楽しむ一杯