二人の間に「不仲説」が浮上した発端は、北山のグループ脱退発表前後に見られた一部のグループ内の空気感や、メディアによる憶測記事でした。特にセンターとしてグループの看板を背負ってきた玉森と、最年長としてクリエイティブや演出を主導してきた北山の間で、「グループの将来像に対する意見の相違があったのではないか」という見方が広まったためです。
しかし、北山宏光の脱退理由は「一人の男として、残された時間で新しい表現領域に挑戦したい」という純粋な個人の野心に起因するものでした。当時のキスマイメンバー全員で行われた話し合いは、怒声が飛び交うようなものではなく、何十時間にも及ぶ真摯な対話だったことが後に明かされています。玉森自身も北山の強い決意を察し、最終的には背中を押す形で送り出しており、不仲が原因で決裂したという噂は完全な憶測に過ぎません。