背屈とは?底屈との違いや足首が曲がらない原因・改善法を徹底解剖に関するポイントを分かりやすくまとめました。専門的な情報をご確認ください。

デジタル大辞泉などの各種辞書において、背屈は「手首や足首の関節を手足の甲の方向に反らせること」「手首や足首を伸展すること」と明確に定義されています。関節を折り曲げる方向を語るうえで、解剖学では身体の部位によって呼び分けが存在します。

足関節において、つま先を天井方向(すねの前面)へ引き上げる動作が「背屈」です。これに対して、アクセルを踏み込むようにつま先を下方向へ押し込む動作を背屈と底屈の違いとして区別し、「底屈(ていくつ)」と呼びます。一方、手首を手の甲側へ反らす動作は手関節背屈運動と呼ばれ、手のひら側へ曲げる動作は「掌屈(しょうくつ)」と表現されます。

現場の理学療法士やトレーナーへの取材でも、「どちらが背屈か底屈か分からなくなる」という相談が後を絶ちません。そこで、現場で多用される背屈の覚え方簡単まとめを紹介します。

解剖学上、手の甲や足の甲は「手背(しゅはい)」「足背(そくはい)」と呼ばれ、人体においては「背中側」と同じ側とみなされます。つまり、「甲(背中側)に向かって反らすから背屈」「足の底(足裏側)に向かって踏み込むから底屈」と連動させて覚えるのが最も合理的です。爪先をピンと伸ばすバレリーナのポーズが底屈、かかとで着地してつま先をピンと立てるポーズが背屈であるとイメージすると、日常でも瞬時に判別できます。