震災から30年以上が経過した現在、神戸で暮らす市民や観光に訪れる若年層の中には、震災の惨状を直接体験していない世代が確実に増えています。
そうした時代において、「BE KOBE」モニュメントは単なるSNS用のフォトスポットではなく、「過去の災禍と復興の歩みを無言で語り継ぐモニュメント」として極めて重要な役割を果たしています。文字の前に立ち、その由来を知ることで、「なぜ神戸がこれほど美しく活気ある街として存在しているのか」という背景に思いを馳せるきっかけを生み出しているのです。
悲惨な歴史を悲壮感だけで伝えるのではなく、前向きな「誇り」と「人への感謝」に昇華させて共有する――これこそが、BE KOBEという言葉が持つ最大の力です。