拳とは?「こぶし」と「けん」の違いや正しい握り方を徹底解説に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

空手や拳法をはじめとする打撃系格闘技において、最初に徹底指導されるのが「正しい拳の握り方」です。我流で握った手は、相手にダメージを与える前に自身の関節を破壊しかねません。基本となる「正拳(せいけん)」の作り方は以下の手順を踏みます。

1. 小指から順に指を深く巻き込む
手のひらを開いた状態から、小指・薬指・中指・人差し指の順に、第1関節・第2関節を手のひらへ強く押し付けるようにして巻き込みます。小指側をしっかり締めることで、腕の外側にある筋肉が連動し、手首が安定します。

2. 親指を外側からしっかりとロックする
曲げた人差し指と中指の第2関節の上から、親指をしっかりと押し当てて上からフタをするように固定します。親指を他の指の内側に巻き込む「中握り」は、打撃の瞬間に親指の関節を脱臼・骨折する極めて危険な握り方ですので絶対に避けてください。

3. インパクト面は「人差し指と中指の付け根」
打撃が当たる瞬間は、人差し指と中指の付け根にある2つの大きな関節(正拳部)を標的に垂直に当てます。薬指や小指側の細い骨で打ってしまうと、骨が衝撃に耐えきれず折れてしまうリスクが高まります。前腕の2本の骨(橈骨・尺骨)のうち、太い橈骨(親指側の骨)のラインに衝撃を乗せることが、痛めない打ち方の極意です。