エンジンが無事に始動したからといって、油断は禁物です。取り外し手順を誤ると、ケーブル同士が接触してショートを起こし、車両のメインコンピューター(ECU)や電装系を一瞬で焼き切ってしまう危険があります。
ブースターケーブルの取り外しは、「繋いだ順番と完全な逆順」で行うのが鉄則です。
【取り外しの4ステップ】
1. 故障車のエンジン金属部(黒)からクリップを外す
2. 救援車のマイナス(-)端子(黒)からクリップを外す
3. 救援車のプラス(+)端子(赤)からクリップを外す
4. 故障車のプラス(+)端子(赤)からクリップを外す
外したクリップが車体の金属部分やもう片方のクリップに接触しないよう、1本ずつ慎重に束ねて離すことが事故を防ぐポイントです。また、復旧直後のバッテリーは電力が極めて不足しているため、エンジンを切らずに最低でも30分から1時間程度走行し、オルタネーター(発電機)による充電を促す必要があります。