プラットフォームごとの使い分けも高度化している。連絡ツールとして生活に密着したLINEでは、トークルームの背景やプロフィールのステータスメッセージと連動させ、より親密でプライベートなペア画を設定する傾向が強い。二人だけが見る画面だからこそ、内輪のジョークや少し甘めのテイストが許容される空間だ。
対照的に、InstagramやPinterestをはじめとするオープンなソーシャル・ネットワーキング・サービスでは、フィード全体の統一感を崩さないアーティスティックなビジュアルが好まれる。Pinterestで「自分たちの雰囲気に合う構図」をリサーチし、Instagramのプロフィールグリッドに馴染むトーンで統一する。ソーシャル空間における二人の立ち位置を、プラットフォームの文脈に合わせて巧みにチューニングしている。