保志総一朗さんといえば、喉の限界を感じさせない全力の叫びと、胸に突き刺さるエモーショナルな名セリフがトレードマークです。
『ひぐらしのなく頃に』の前原圭一による「仲間を信じる力を、俺は信じる!」や「クールになれ、前原圭一!」といった台詞は、絶望的な状況を打破する希望の象徴となりました。緊迫したサスペンス空間を一瞬で熱血劇へと塗り替える突破力は、保志さんの声ならではの魔力です。
また、『戦国BASARA』における「お館様ァッ!」「幸村ァッ!」の応酬は、もはや作品名物の域を超えた伝説の掛け合いとして語り継がれています。理屈抜きで観客のアドレナリンを沸騰させる熱量こそ、彼の最大の真骨頂です。