アナウンサーとして順風満帆なキャリアを歩んでいた中で決断された、報道局への異動。周囲からは驚きの声も上がったが、本人の胸中に迷いはなかった。原稿を読み上げる立場から、自ら足で稼いで情報を集め、ニュースを構成する側へ。そこには「ニュースの裏側にある人々の生きた声と、動く社会の実相を自らの目で確かめたい」という切実な欲求があったという。
スタジオのスポットライトを離れ、現場でノートとペンを握る日々。過酷な取材現場でも妥協せず、真実を追究する姿は、周囲のスタッフや取材対象者からも高い信頼を獲得している。