離婚に際して最も注目を集めたのが、2人の息子の親権問題でした。日本の離婚調停において、未成年(特に乳幼児期)の子供の親権は母親側に認められるケースが9割以上を占めるのが通例です。しかし、2人が下した合意は極めて異例のものでした。
法的な親権は父親である保阪尚希が保持し、日常の生活や身の回りの世話を行う監護・養育は母親である高岡早紀が担うという分担体制を選択したのです。この決断の背景には、幼少期に親を失った保阪の「父親として戸籍上で子供たちの責任を生涯背負い続ける」という強い覚悟と、母親としての愛情を注ぎたい高岡の意向を尊重した現実的な妥協点がありました。
高岡早紀は女手一つで息子2人を育てるべく奮闘し、後に長男と次男をハワイなどへの海外留学へ送り出すなど、教育面でも全力を注ぎました。現在、長男(1998年生まれ/2026年時点で28歳前後)と次男(2000年生まれ/2026年時点で26歳前後)は立派な成人に達しており、高岡の公式SNSやエッセイでも頼もしく成長した姿が度々話題となっています。なお、高岡は2010年に別のパートナーとの間に第3子となる長女を出産しており、子供の総人数は3人(2男1女)です。