ウォットが多くの来館者を惹きつけてやまない最大の理由は、「見る」だけに終わらない体験、すなわち「エデュテイメント(娯楽を交えた教育)」の徹底にある。館内の中庭に設置された大人気のタッチプールでは、ネコザメやドチザメ、さらには巨大なヒトデやウニに直接手を伸ばして触れることができるのだ。
「ザラザラしたサメ肌の独特な感触に、最初は引き腰だった子どもたちも一瞬で夢中になります」とスタッフは微笑む。さらに見逃せないのが、特定の時間帯に実施されるフィーディングタイム(パクパクタイム)や、普段は立ち入れない水族館のバックヤードツアーといった秘蔵プログラムだ。水槽の裏側で飼育員がどのような工夫を凝らしているのかを間近で観察できる体験は、子どもたちの知的好奇心を強烈に刺激する。