韓国における坂口健太郎の人気は、決して一過性のブームではありません。もともと韓国のMZ世代を中心とした若年層の間では、いわゆる「ナムチンチャル(彼氏のように見える日常写真)」の代表格として、彼の透明感あふれるビジュアルとナチュラルなスタイルが絶大な支持を集めていました。韓国現地メディアの芸能担当記者は、当時の熱気について次のように証言しています。
「韓国では以前から『日本の塩顔イケメンの象徴』として認知されていましたが、2026年や2026年にソウルで開催されたファンミーティングのチケットが発売開始わずか数分で即完売した現象は、業界内でも驚きをもって報じられました。単なるルックス消費にとどまらず、彼の持つ独特の静謐な雰囲気と確かな演技力そのものに惹きつけられているファンが極めて多いのが特徴です」
そうした下地がある中で公開された『愛のあとにくるもの』は、現地ファンの期待を遥かに超える仕上がりとなりました。韓国の大手ポータルサイトNAVERのオープン掲示板や、ドラマコミュニティ「theqoo」などのリアルタイム反応を分析すると、従来の「爽やかな好青年」というパブリックイメージから、痛みを抱えた大人の男の哀愁を見事に演じ切ったことに対する称賛の声が圧倒的多数を占めています。
現地の視聴者からは「青木潤吾という人物が抱える後悔と切なさが、坂口健太郎の瞳の揺らぎだけで痛いほど伝わってくる」「セリフがない沈黙のシーンこそ、彼の真骨頂が発揮されていた」といった手記やレビューが相次ぎました。ビジュアル先行のスターから、作品の屋台骨を支える本格派俳優として、韓国エンタメ界のコア層に深く認知された瞬間でした。