高校時代の小峠さんを最も熱狂させたのが、当時全盛を誇っていたパンクロックの世界でした。THE MODS、THE STREET SLIDERS、Blankey Jet City、Sex Pistolsといった骨太なロックバンドに深く傾倒し、革ジャンに身を包んでライブハウスへ通い詰める日々を送っていました。
現在でこそトレードマークとなったスキンヘッドですが、メディアで公開される高校時代の昔の写真を見ると、フサフサの黒髪をリーゼント風に固めたり、奇抜な金髪に染め上げたりと、時代を感じさせる本格的なロックスタイルを貫いていました。当時の小峠さんは「とにかく尖っていて、世の中のすべてに反抗したかった」と回顧しています。
この頃に培われた「反骨精神」や「研ぎ澄まされた美意識」は、現在のバイきんぐのネタに見られる独特のシュールさや、無駄を極限まで削ぎ落とした鋭利なツッコミの土台となっています。