日持ちする常備菜や、出汁を余すことなく飲み干す料理にも茶えのきは最適です。週末にまとめて仕込んでおけば、平日の食卓がグッと豊かになります。
市販品には戻れなくなる「茶えのきの自家製なめたけ」は、作り置き副菜の代表格です。小鍋に2cm幅に切った茶えのき、醤油、みりん、酒、酢を少量入れて中火にかけます。茶えのきから自然な水分とトロミが出てくるため、水を入れる必要はありません。煮沸消毒した瓶に入れて冷蔵保存すれば、アツアツのご飯にはもちろん、冷奴や納豆、うどんのトッピングとしても重宝します。
また、日々の味噌汁やスープに茶えのきを加えると、昆布や鰹節に匹敵するほどの豊かなベース出汁が生まれます。油揚げや豆腐と合わせるだけで、料亭のような奥行きのある味わいに仕上がります。
お米と一緒に炊き上げる「茶えのきの炊き込みご飯」も外せません。研いだ米に薄口醤油、酒、みりんを合わせ、たっぷりの茶えのきと油揚げ、お好みで鶏もも肉をのせて通常通り炊飯します。炊飯器のフタを開けた瞬間に広がる野趣あふれる香りと、お米一粒一粒に染み込んだきのこの滋味は格別です。