これまで出演したトーク番組やラジオ番組、雑誌インタビューの一次発言を丹念に掘り起こすと、百田夏菜子さんと弟のユニークで微笑ましい日常が鮮やかに浮かび上がってきます。
象徴的なのが、家庭内での呼び名です。弟は夏菜子さんのことを「お姉ちゃん」と呼ぶのではなく、幼い頃からずっと「かなちゃん」と名前で呼んでいることが本人の口から明かされています。上下関係を感じさせないフランクな距離感は、成人した現在も変わっていません。
また、弟が思春期の反抗期を迎えていた時期のエピソードも秀逸です。多くの家庭では姉弟の会話が途絶えがちになる時期ですが、夏菜子さんは弟が無視を決め込もうとしても、背後からわざとちょっかいを出し続けたり、くすぐったりして無理やり笑わせていたといいます。「反抗期を真っ向から受け流し、笑いに変えてしまう」という百田さんならではの底抜けのポジティブさが、弟の心の壁を溶かしていきました。
近年では、弟が運転免許を取得した際、「弟の運転する車でドライブに出かけた」というエピソードや、弟の洋服を夏菜子さんがコーディネートして一緒にショッピングを楽しむといった仲睦まじい姿も伝えられています。単なる「姉と弟」を超え、気の置けない親友のような関係性が築かれているのです。