2026年7月、レンソイスはユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産に正式に登録された。世界的な価値が認められた一方で、観光保全に向けた現地規制は急速に厳格化している。貴重な風紋や生態系を守るため、ブラジル環境・再生可能天然資源院(IBAMA)による車両侵入規制やツアー運営への監視体制が強化された。
2026年現在の最新アクセス事情を見ると、最寄りの拠点都市であるバヘイリーニャスからの移動ルートや現地ツアーの運行形態にも変化が生じている。かつてのように無許可の四輪駆動車で砂漠内部を荒々しく駆け巡るような観光は姿を消し、指定ルートの順守と歩行ガイドの同伴が徹底されている。環境保全の観点からは大いに歓迎されるべき進展だが、個人で勝手に散策できると考えていた旅行者にとっては、思い通りの行動が制限されるもどかしさを感じる場面もあるようだ。