この空前のバレーボール熱をさらに加速させたのが、エンタメ界からの強力な追い風だ。大ヒットを記録した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の存在は、従来のスポーツファンにとどまらない広大な層をコートへと引き寄せた。
映画館でスクリーン越しに描かれた「一球への執着」や「仲間の絆」に涙した観客たちが、リアルな高校バレーの世界へと流れて込んでいるのだ。「アニメの試合シーンに感動して、実際の高校生の試合を観に行ったら、劇中以上のリアルな迫力に鳥肌が立った」。そんな声がSNS上で爆発的に広がり、高校バレーの会場には若者や映画ファンの姿が目立つようになった。