柏木由紀さんのアイドル歴を語る上で欠かせないのが、AKB48黄金期を牽引した派生ユニット「フレンチ・キス」(高城亜樹さん、倉持明日香さんとの3人組)での活動です。「親に見せたいアイドル」をコンセプトに、王道ポップスを歌い上げた同ユニットは、オリコン上位を連発。王道アイドルとしての柏木さんのパブリックイメージを決定づけました。
選抜総選挙でも常に神7(トップ7)の常連として上位を維持し、2015年には自己最高となる第2位を獲得。指原莉乃さんや渡辺麻友さんと並び、AKB48の全盛期を支える大黒柱となりました。
後輩たちが次々と卒業していくなか、彼女は30歳を過ぎても現役メンバーとしてステージに立ち続けました。そして2026年4月、横浜・ぴあアリーナMMでの卒業コンサートをもって、17年間(通算在籍日数6234日)に及ぶAKB48生活に幕を下ろしました。卒業理由について彼女は、「やり残したことが一つもないと思えたこと」「大好きなAKB48を、後輩たちが輝く最高の状態で次の世代へ託したい」と語っており、グループへの深い愛情と責任感を最後まで貫き通した幕引きでした。