この需要の高まりを受け、日本の「精米・米穀産業」も大きく変貌を遂げつつある。従来は白米と玄米を別々に購入して自宅で計量するのが一般的だったが、最近では最初から黄金比率で配合され、吸水時間を同等に揃えた「無洗米型ブレンド米」が店頭に立ち並ぶようになった。
共働き世帯や単身者の増加に伴い、「計量の手間を減らしたい」「手軽に栄養を摂りたい」というニーズは非常に強い。米穀店や大手製米メーカーが長年のノウハウを生かして開発したブレンド商品は、現代のタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する生活様式に見事に合致し、米の消費拡大にも一役買っている。