榎本武揚の血脈は、華族(子爵)家として近代から現代へと脈々と受け継がれています。
榎本は妻・たつ(林洞海の長女)との間に長男・榎本武憲をもうけました。武憲は父の爵位を継ぎ、貴族院議員として国政に参画。その後も榎本家は学術界や官界に優れた人材を輩出してきました。
榎本武揚のひ孫にあたる榎本隆充氏は、東京農業大学の客員教授などを歴任し、創設者である曽祖父の思想や幕末・明治の歴史遺産の顕彰活動に尽力。武揚の「冒険心」と「実学の精神」は、教育・研究の現場をはじめ、現代社会の多様な分野で今なお息づいています。