見頃のピークに合わせて開催される恒例の「丹波市白毫寺 九尺藤まつり」。全長120メートル、幅9メートルに及ぶL字型の巨大な藤棚から、幾千もの紫の花房がシャワーのように降り注ぐ景観は、まさに圧巻の一言に尽きます。微風に揺れるたび、あたり一面に上品で甘い芳香が漂い、訪れる人々を包み込みます。
そして、白毫寺の藤を語る上で絶対に外せないのが、夜間に実施される幻想的なライトアップです。漆黒の丹波の山並みを背景に、白・青・紫・ピンク・黄色などのLED照明に照らし出された藤棚は、昼間の自然美とは一変し、息をのむほど妖艶な異世界へと変貌します。
夜間のライトアップ期間中は、足元が暗くなる箇所があるため、歩きやすいスニーカーでの来山が鉄則です。また、丹波エリアは盆地特有の気候であり、5月上旬であっても日没後は急激に気温が下がります。夜間の鑑賞を予定している場合は、薄手のコートやストールなど羽織るものを一枚持参することをおすすめします。