SNSやネット掲示板におけるback number 歌詞共感のネットの反応を長年追跡すると、初期と現在でリスナーの受け止め方に興味深い変化が見られます。
メジャーデビュー初期の2010年代前半、彼らの歌詞は一部のネットユーザーから「未練がましい」「女々しくて聴いていて恥ずかしくなる」といった冷ややかな評価を受けることも少なくありませんでした。しかし、キャリアを重ねるにつれて、その評価は180度転換します。
「強がって生きることに疲れた夜、back numberだけが『情けないお前でもいい』と抱きしめてくれる」「誰もがSNSで自分を良く見せようとする時代だからこそ、依与吏さんの書く泥臭い本音に救われる」といった声がXやTikTokで無数に投稿されるようになりました。情けなさを隠蔽せず開示する姿勢が、聴き手にとっての「精神的安全基地」として機能している実態が浮かび上がってきます。