バブみを求める心理の根底には、精神分析学でいう「退行(Regression)」と「無条件の肯定的関心」への飢餓感があります。SNS上のリアルな投稿を分析すると、このスラングが単なる性愛や萌えを超えた、過酷な現実からのメンタル避難所として機能している実態が浮かび上がります。
「社会人になって責任ばかり重くなり、誰にも弱音を吐けない時に、包容力のあるキャラを見ると本能的にオギャりたくなる」という告白は、Xや知恵袋のQ&Aでも無数に見られます。男性が年下や架空のキャラクターに母性を投影する現象は、単なるマザーコンプレックスではなく、「自立した大人であることを一時的に免除されたい」という心理的安全性の希求です。何者でもない無力な赤ん坊に戻り、全肯定されたいという切実なストレス緩和反応といえます。