警察の捜査が進むにつれ、この事件が偶発的な過失による事故ではなく、明確な悪意と敵意を持って引き起こされた疑いが濃厚になりました。焦点となったのは、衝突直前に起きていた両者の接点です。
事件発生の直前、現場から約1km離れた市内の商業施設周辺で、八田容疑者と被害者の大学生たちの間に軽微なトラブルがあったことが判明しています。バイクのエンジン音や目線の交錯、あるいは駐車場でのすれ違いなどをめぐり、八田容疑者が一方的に言いがかりをつけたとみられています。
その後、立ち去った大学生らのバイクを八田容疑者が自車で猛烈に追跡。赤信号で前方に停止した被害者たちを視認しながら、減速することなくアクセルを踏み込み続けて追突したと推定されています。捜査機関も単なる不注意ではなく、強い執着と怒りに任せた身勝手極まりない犯行動機があったとみて追究しています。