「地鳴りのような音がしたんです。外に出たら、煙が立ち込めていて……」。現場近くに住む60代男性は、恐怖に声を震わせながら語った。衝突の瞬間に上がった白煙と、金属が削れる甲高い嫌な音。道路沿いの店舗の防犯カメラには、減速することなく交差点へ進入する車両の姿が鮮明に記録されていた。
現場となった埼玉県八潮市内の交差点周辺は、現在も一部区間で通行規制が続いており、現場検証が急ピッチで進められている。周辺住民からは通学路の安全性を危惧する声が相次ぎ、八潮市役所にも問い合わせや安全対策を求める要請が殺到。行政側も街頭防犯カメラの増設や交通規制の再評価など、異例の対応を迫られている状況だ。