4K・8K放送の本格化に伴い、従来のカード差し込み方式に代わって登場したのが、テレビ内部の基盤に直接組み込む小型半導体「ACAS(エイキャス)チップ」です。現在店頭に並ぶ4K対応テレビのほとんどは、B-CASカードスロットがなくACASが内蔵されています。
両者の構造的な違いは以下の通りです。
カード紛失のトラブルこそ解消されたものの、ACASを管理する一般社団法人新CAS協議会にもNHKや民放幹部が役員として移行しており、本質的な「ブラックボックスの独占管理」という構図は形を変えて存続しています。基盤直付けになったことで、むしろユーザー自身による機器の修理やPCでの録画環境構築はより一層厳しく制限される結果となりました。