甲子園の歌を語るうえで絶対に外せないのが、アルプススタンドのブラスバンドによるカバー演奏だ。今年の楽曲もすでに全国の強豪吹奏楽部によって管楽器向けのアレンジが進められている。
近年のトレンドとして、テンポの速いロックチューンを吹奏楽編成に落とし込む際の工夫が著しい。金管楽器の煌びやかなファンファーレと、ドラムセクションの力強いビートが合体した時、球場の空気は一変する。テレビ画面越しには伝わりきらない、スタジアム全体の空気が振動する感覚。今年の新曲もまた、全国各地の地方大会から甲子園のスタンドまで、応援の主役に躍り出ること間違いなしだ。