宿泊レビューサイトや知恵袋、SNSの投稿を分析すると、アウトバスプランに対する評価は完全に二極化しています。その分水嶺となっているのが「トイレの有無」です。
アウトバス物件には大きく分けて2つの系統が存在します。1つは「お風呂はないが、客室内に専用トイレと洗面台は備わっている」タイプ。もう1つは「お風呂もトイレも洗面所もすべてフロア共用」というタイプです。アウトバストイレ付き部屋の評判を検証すると、利用者からの支持率は前者が圧倒的に優勢です。
大手旅行予約サイトのクチコミ欄には、以下のような生々しい利用者の本音が寄せられています。
「どうせ温泉宿に来たなら大浴場にしか入らない。部屋風呂なんてあってもカビ臭いユニットバスだし、最初からアウトバスを選んで浮いた予算で夕食を豪華にしたほうが圧倒的に満足度が高かった」(40代男性・温泉旅館リピーター)
「トイレすら共用の完全アウトバスに泊まったときは地獄だった。夜中に尿意で目が覚めた際、わざわざ服を着て暗い廊下を歩いて共同トイレに行くのが怖く、連泊を後悔した」(20代女性・格安ゲストハウス宿泊者)
格安ホテル部屋選びのネットの反応を総括すると、客室内に個室トイレさえ確保されていれば「入浴時に大浴場へ行くだけ」で済むため、許容範囲と受け止める旅行者が大半を占めます。しかし、トイレまで共用のプランをうっかり選んでしまうと、特に女性やシニア層の間で精神的ストレスが跳ね上がる傾向が顕著です。