アース線の付け方完全ガイド!端子がない時の対処と感電防止の鉄則に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
築年数の古い賃貸住宅やマンションでは、電子レンジや洗濯機を置くスペースのコンセントにアース端子がない場合が珍しくありません。この状況に直面した際、誤った知識で危険な代替策を取ることは絶対に避けなければなりません。
最も安全かつ法的に正しい解決策は、電気工事店や管理会社に依頼してアース端子付きコンセントを新設・増設することです。壁内の既存配管にアース線を通せるか、あるいは分電盤から新たに露出配線するかによって工事費用は変動します。一般的なアース端子工事費用の相場は以下の通りです。
工法・対策の種類費用目安・相場施工内容・特徴編集部の見解・推奨度既存配管を利用したアース線追加5,000円 〜 10,000円壁内の既存配管にアース線を通し、端子付きコンセントに交換。仕上がりが美しく最も推奨。工事時間も30分〜1時間程度。分電盤からの露出配線増設12,000円 〜 25,000円配管がない場合、モールなどを用いて壁沿いにアース線を新設。配線が見えるが確実。賃貸の場合は事前にオーナー許可が必須。屋外への接地極(アース棒)埋設15,000円 〜 35,000円戸建て住宅等で地面にアース棒を打ち込み、屋内へ引き込む。接地抵抗値の測定が必要。根本的な対策として極めて強固。プラグ形漏電遮断器の導入3,000円 〜 5,000円(本体代)コンセントと家電プラグの間に挟む簡易アダプタ型遮断器。工事不可の賃貸における現実的な応急策(完全なアース代替ではない)。
コンセントの位置が離れていて届かない場合は、市販のアース線(IV線・1.6mmなど)を購入し、アース線の延長方法として圧着スリーブや絶縁被覆付き圧着端子を用いてしっかりと結線・絶縁テープ保護を行うか、アース線付きの延長コードを利用するのが確実です。