SNSのタイムラインやショート動画プラットフォームで定期的にトレンド入りを果たす「プリンの歌」。知恵袋や掲示板を調査すると、「頭の中で『プリンプリン』と繰り返されているが、正式名称が分からない」「子供の頃に聴いたあの曲の歌手は誰だったのか」という切実な投稿が後を絶ちません。
探している楽曲の正体が人によって食い違う理由は極めて明快です。時代ごとのキラーコンテンツが、いずれも「プリン」という語感の心地よい破裂音(半濁音「プ」)をフックにしたキラーチューンを世に送り出してきたためです。主な候補として挙げられるのは以下の系統です。
第一に、テレビアニメ『ポケットモンスター』で社会現象となったポケモン「プリン」の子守唄、および公式YouTubeチャンネル「ポケモン Kids TV」のアニメシリーズ『POKÉTOON』で公開された短編『プリンのうた』。第二に、2010年にタカラトミーアーツが発売した巨大プリン作成キット「ギガプリン」のCMソング。第三に、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』などで歌い継がれる幼児向けの手遊び歌や童謡。そして第四に、サンリオの人気キャラクター・ポムポムプリンの公式キャラクターソングです。
これらの楽曲は、それぞれ異なるアプローチで聴き手の脳裏に刻み込まれ、何年経っても色あせない「音の記憶」として定着しています。