倉敷市民会館の心臓部である大ホールは、固定席と車椅子スペースを合わせて総収容人数(キャパシティ)1,974席を誇ります。岡山県内では岡山シンフォニーホールや岡山芸術創造劇場ハレノワと並ぶ大型ホールであり、数多くのメジャーアーティストが中四国エリアの主要拠点として選定する会場です。
フロア構造の内訳は、1階席が1,446席、2階席が528席となっています。座席選びにおいて最も重要な「ステージの見え方」について、各エリアの特徴を整理しました。
まず1階席は、1列目から前方はフラットな構造ですが、中通路(17列目付近)を境に後方へ向かってしっかりとした段差傾斜が設けられています。これにより、後方列であっても前の人の頭が視界を大きく遮るリスクが低く抑えられています。最前列からステージまでは非常に近く、肉眼でアーティストの表情や指先の動きまでダイレクトに捉えることが可能です。
一方、2階席は1階席の18列目から20列目の頭上付近までせり出すような構造になっています。そのため、2階席前方列(1〜3列目)であれば、1階後方列よりも実質的な直線距離が近く感じられるのが大きな特徴です。すり鉢状の急傾斜がつけられているため、ステージ全体を見下ろすパノラマビューが確保され、照明演出やフォーメーションダンスの美しさを堪能するには絶好のポジションといえます。ただし、高所特有の急勾配があるため、手荷物の落下防止や移動時の足元には十分な注意を払う必要があります。