ソロアーティストとしてトップスターの地位を確立した後、吉川晃司はさらなる音楽的刺激を求めて舵を切ります。1988年、伝説のロックバンド「BOØWY」を解散したばかりのギタリスト・布袋寅泰とタッグを組み、ユニット「COMPLEX」を結成しました。
1989年にリリースされたデビュー曲『BE MY BABY』は、重厚なデジタルビートと攻撃的なギターリフ、そして吉川の骨太なボーカルが融合し、オリコンチャート1位を記録する爆発的ヒットとなりました。長身の二人が並び立つスタイリッシュなビジュアルとストイックな世界観は、平成初期の音楽シーンに強烈な金字塔を打ち立てました。
活動期間はわずか約2年足らずで活動休止に至ったものの、二人の関係性は途絶えることはありませんでした。東日本大震災の復興支援を掲げて2011年に東京ドームで行われた奇跡の復活ライブ「日本一心」、そして2026年の令和6年能登半島地震復興支援ライブなど、時代が困難に直面するたびに再び並び立ち、圧倒的なエネルギーを日本中に届けています。