安和小学校の統廃合計画に揺れる町 独占取材で迫る知られざる真実の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

地域主導で立ち上がった「安和地区学校再編プロジェクト」は、住民の意見を汲み取りながら最適な解を探る試みとして注目を集めた。だが、合意形成への道のりは平坦ではない。学級数の減少に伴う教育効果の向上を主張する推進派と、地域の灯火を消してはならないと訴える存続派。双方の熱い思いがぶつかり合っている。

須崎市教育委員会が主導する説明会では、夜遅くまで議論が交わされる夜が続いた。子どもたちの未来を第一に考えながらも、地域コミュニティの壊滅を恐れる住民の悲痛な叫びが響く。教育の質の担保と地域社会の存続。この難題に対する明確な解を見出すことは、容易ではない。