ネット上やSNSでは、AKB初期メンバーに関して多くの俗説や憶測が飛び交っていますが、取材データと公の事実を照らし合わせると、いくつかの大きな誤解が存在します。
誤解1:「初期メンバーは全員、劇場の立ち上げ時から多額の報酬を得ていた」
実際には真逆です。2005年の立ち上げ当初、劇場公演のチケット代は1,000円であり、観客動員も壊滅的だったため、初期メンバーの多くは交通費程度の支給で連日レッスンと公演をこなす極貧の下積み時代を過ごしました。億単位の収入や高額なCM出演料が発生したのは、2009年の『RIVER』『涙サプライズ!』以降の全国的ブレイクを果たした数年間に限られます。
誤解2:「初代神7は全員、現在も芸能界の第一線で莫大な富を得ている」
メディア露出の多寡と個人の資産・純利益は必ずしも一致しません。テレビ出演が中心のタレント活動は事務所のマネジメントフィーや制作費削減の影響を強く受けます。現在の収益構造において最も高い営業利益率と個人資産を誇るのは、テレビ露出の多いタレントではなく、自身で株式やブランド権利を保有する小嶋陽菜や川崎希のような「実業家型」の元メンバーです。