自国開催となった1964年東京大会において、日本選手団は歴史的な大活躍を演じました。大会を通じて日本が獲得したアジア初五輪メダル獲得数は、金メダル16個、銀メダル5個、銅メダル8個の合計29個。金メダル数ではアメリカ、ソ連に次ぐ世界第3位という驚異的な記録を樹立しました。
国民を熱狂させたハイライトは枚挙にいとまがありません。
- 東洋の魔女(女子バレーボール):決勝で強豪ソ連を破り金メダルを獲得。テレビ視聴率は驚異の66.8%を記録。
- 体操男子:遠藤幸雄選手らの活躍により、団体総合2連覇を含む金メダル5個を獲得する快挙を達成。
- 重量挙げ・ボクシング・レスリング:三宅義信選手(重量挙げ)や桜井孝雄選手(ボクシング)らが相次いで頂点に君臨。
- 正式種目となった柔道:中量級・軽中量級・重量級を日本勢が制覇(無差別級ではオランダのアントン・ヘーシンクが優勝)。
この大躍進は「欧米勢には体格で及ばない」という長年の固定観念を打ち破り、アジアのアスリートたちが世界トップレベルで対等に戦えることを証明する契機となりました。