渋抜きにかかる日数の目安は、密閉した環境の室温に大きく左右されます。適正温度である15〜20度前後の環境であれば7日〜10日で渋が抜けますが、10度以下の寒い部屋ではアセトアルデヒドの反応が遅れ、14日以上要することもあります。
保管場所は、直射日光が当たらず温度変化の少ない冷暗所が鉄則です。暖房の効いたリビングに置くと脱渋は早まるものの、同時に果肉の追熟が進みすぎてドロドロに崩れてしまいます。
食べ頃を見分ける硬さのサインとして、袋の外側から柿の「肩(ヘタのすぐ下の部分)」を親指の腹で優しく触れてみてください。収穫直後のようなカチカチの状態から、「耳たぶより少し硬い程度」のわずかな弾力を感じるようになったタイミングが、渋みが完全に抜けて糖度がピークに達した食べ頃の合図です。