「職員の間でも、敬宮さまの立ち居振る舞いに対する賛辞は絶えません。しかし同時に、将来への重圧を思うと胸が詰まるという思いを抱える者も少なくないのです」――宮内庁内部の情勢に詳しい関係者は声を潜めてそう語る。
愛子内親王が職場で見せる誠実な仕事ぶりや、被災地・地方訪問で見せる慈愛に満ちた接遇は、両陛下から受け継いだ精神の結実と言える。だが、皇族数の減少という冷酷な現実は待ったなしで押し寄せる。ご結婚によって皇籍を離脱されるのか、それとも女性宮家を創設して皇室に残られるのか。当事者である皇族方の人生設計が宙に浮いたまま公務の負担だけが増大していく現状に、側近たちの間からも焦燥と苦渋が滲み出る。