「散歩の目的は運動量だけではない。においを通じて周囲の情報を読み取る知的な探求時間だ」。そう語るのは、犬のしつけ・行動学の第一人者として知られる西川文二氏だ。首輪をぐいぐい引っ張って歩かせるのではなく、安全な場所でじっくり匂いを嗅がせることこそが、犬の脳を刺激し深い安心感をもたらす。
また、一般社団法人ジャパンケネルクラブが提唱するように、日頃からの基本的なしつけと社会化教育が欠かせない。他の犬や通行人とすれ違う際に飼い主へ意識を向けられるようトレーニングしておくことで、どんな場所でもトラブルなく快適な散歩を楽しめるようになる。